2017年07月18日

黒い服はなぜハチに襲われやすいか

 「まさかハチの巣があることが分かっていれば、始めから黒い服など着なかっただろうから、かわいそうに・・」と昨晩。


 キイロスズメバチの巣が茶の木の隙間にあるのを知らずに茶刈機を走らせたものだから、ハチが大暴れするのも当然の現象。


 スズメバチが黒色を攻撃するのは有名な話だが、一説ではハチの巣にいる幼虫をエサにするクマに反応するのだそう(・・「あくまでクマの黒色の毛に反応するのであって、クマみたいな体型に反応するのではない」とも伝えたが、これはいますぐにどうすることはできないface07)。


 で、さっき昼休み中に、ハチの巣駆除用の防護服を借りて撤去に向かいましたが、すでに親バチの通いは見られず、1匹だけ警戒している蜂がいましたが、スプレーで撃退。巣も撤去しました。


 しかし、茶刈前の茶の木の中に目視でハチの巣を見つけることは、ほとんど不可能です。こういう場合、付近に警戒しているハチがいないかどうかを見る必要があります。その警戒しているハチに気づかずに近付くと威嚇してきます。


 きのう、スズメバチの大規模攻撃を受ける直前に、チクッとするという妻の仕草で判断できればよかったのですが、バラのようなとげがある植物に引っかかることもあるのと、巣がある場所を一度通過していたので、まさか巣があるとは思わなかったんですね。


 折り返し、同じところを通過する際には、ハチは既に威嚇から攻撃態勢に入っていて刺されてしまったわけです。


 このように、ハチは「警戒」⇒「威嚇」⇒「攻撃」の順で行動します。


 そして、同じ距離で白っぽい色の作業着を着ていたワタクシは全く襲われず、黒いズボンをはいていた妻のクマのような足目掛けて攻撃してきたのです。


 まぁ一晩明けて多少患部がかゆい程度で済みましたので冗談も言ってますが、ハチ刺されによる症状は人によってまちまちです。


 小さなハチ一匹に刺されるだけで重症化するケースだってあります。


 その場合、応急処置用の自己注射器で症状を抑えます。取扱いのある医療機関も増えているとは思いますが、どこでも扱っているわけではなさそうですね。ちなみに健康保険適用です。でも、まずは血液検査で自分のハチ毒アレルギーの程度を知っとくことも大事です。


 なにぶん命に関わることですから、ホントに気を付けないとと改めていい教訓になりました。
  
タグ :ハチ


Posted by び~えむし at 13:25日常の出来事