2014年01月21日

リニア公聴会

 今晩、リニア中央新幹線の環境影響評価に係る公聴会が行われます。


 県としてもいろんな意見を参考にして、事業者側に地元としての意見を上げるという手続きの一つです。


 いろいろな立場があるので、いろいろな意見があって当然。


 どう集約して、どう着地点を持っていくかが難しいところ。


 最近の沖縄普天間基地移設問題を見ても、日米の外交問題でもあり、日本の防衛上の問題でもあり、普天間基地の危険性を除去することは単に基地をなくすという論理では片づけられず、移設先とされる名護市の中でも、基地移設には断固反対という意見が過半数を占め、先の市長選の結果となりましたが、一方では基地があることで経済効果を期待する声もあり・・。


 何を優先して考えるのかは、取捨選択を強いられるわけで、どんなに合理的な説明がなされても、捨てられるほうは到底納得のいくものではありません。


 ぶっちゃけ、お金で解決できる問題とそうでない問題があります。


 今回のリニア建設工事の問題は、南アルプスを横断するトンネル工事によって起こる様々な問題点をあらゆる立場から提起しています。


 静岡(県としても市としても)とすれば、通過するだけで乗降できる駅もできない中では、メリットよりもデメリットが多く、メリットといっても地元住民の立場としてもこれといって思い当たりません。


 だからこそ、事業者側は法律に基づいた事務的な手続きだけではなく、心のある対応をしないとお互い笑顔にはなれないと思うんですけどね。


 言ってしまえば、一企業の利益のための事業とも捉えられるわけですから・・。


 東京名古屋間が40分で移動することができたら、大都市圏のビジネスマン始め経済活動はメリットになるに違いないでしょう。日本の経済にとっては莫大な利益をもたらすと思います。


 人間の生活、水資源、生態系、磁場・・あらゆる影響が懸念される事柄に一つ一つ丁寧に対応してもらえるならば、その心は通じると思うのであります。


 心が通じなければ、南アルプスのトンネルは通じません。  


Posted by び~えむし at 12:01井川リニア

2014年01月21日

間に合ってくれ~!

 ソチオリンピック開幕が迫ってきました。


 きのう、スキーアルペンの日本代表選手も発表されました。


 中でも個人的に最も注目していた湯浅直樹選手が、右足を骨折(報道では足首にひびが入ったとのこと)したと。


 今朝のニュースを見ていてびっくりすると同時に、とにかく治ってくれ!と願うばかり。


 実は、19日にスイスのウェンゲンで行われたワールドカップで、滑走中にスキー板が外れてコースアウトしたところもテレビで見ていました。大きなケガはなさそうかなと思っていたのですが、残念ですがとにかく治ってほしい、それだけです。


 あと2週間ちょっと、2月7日に開会式を迎えますが、湯浅選手が出場するスラロームは22日が開催日。まだあと1ヶ月あります。