2021年01月05日

高校サッカーのベスト4の重み

 その昔、旧国立競技場は、全国ベスト4になり準決勝まで勝ち上がらないと立てないピッチでありました。

 高校野球は、全国大会出場=聖地甲子園の土に立つことができます。それもそれで立派なことですが、高校サッカー選手にとっての聖地国立は、なお高い壁であったわけです。

 だからこそ、ベスト4手前で負けることがなんと悔しいことだったのか、特にサッカー王国静岡というプライドは、全国で最低ベスト4という課題を常に突き付けられていたわけでもあります。

 私の、予感が当たりました。静岡県のサッカー界を愛する者の一人として、なんとも悔しい今大会のトーナメント表です。

 3年しかない高校生活。2年連続で結果を残すということがどれほど難しいことかは、連覇を成し遂げているチームの少なさを見れば一目瞭然です。

 それでも、過去数年連続してベスト4以上という結果を、しかも複数の学校で成し遂げてきた静岡県勢。

 Jリーグの発足とともに勢力図は変わったと言われますが、それでは青森山田の台頭は説明がつきません。

 日本サッカー全体のレベルアップを考えれば、強豪地域が偏らないことは良いことだということは分かっています。しかし、やはりJ1からJ3までに4クラブも抱える静岡県の高校サッカーが上位安定の成績を残せない限り、地元クラブがJリーグのトップカテゴリーで上位争いをするというのは難しいのはなかろうかと。

 なぜなら、静岡県勢は私立と公立の高校がどちらも強かったから。

 今日のというか、今大会のこの悔しさ。どこにぶつけよう・・。というこの気持ち、静岡の40歳以上のサッカーファンなら分かるかな~。

 それにしても、今大会準決・決勝、無観客試合となったようです。選手にとって、応援する家族や学校、地域に皆さんにとってはなんとも残念極まりない。スタジアムでの応援が、応援する側の楽しみであることは紛れもない事実だからね。



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Posted by び~えむし at 15:51 │サッカー高校サッカー

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