2016年12月18日
遠くの中央よりも近くの地域
来年の4月から、梅ヶ島、大河内、大川の各地域で小中学校の一貫教育が始まります。
これらの地域は、現状で小学校と中学校が同じ敷地内にあります。
井川では今年度から小中一環教育が始まっています。小学校と中学校は別々の場所にあったので、元の中学校の施設を使うようになりました。
今月の14日に今年度3回目の静岡市総合教育会議が開かれまして、これまでは都合で傍聴できなかったのですが、今回初めて傍聴することができました。
感じたことは大きく一つ。
「自分たちの地域のことは、できる限り自分たちでやる。」
静岡市は、その多くは都市部の人口が多いので、やっぱりそっちよりになる・・というのではなく、都市部の地域でさえ、地域固有の色を出していかないといけないのでは、と感じました。
もはやこれからの静岡市内の公立学校は、「静岡市立」ではないとさえ感じます。
井川で言えば、「静岡市葵区井川地域立井川小中学校」なのだと。
でもやっぱり地域だけでは限界があります。そこを補うのが、近隣の地域です。
奇しくもきのうの部活の練習では、「その地域」の学校が集まりました。そこに集まった子どもたちを見ていると、私の目には不思議と別々の学校の生徒には見えませんでした。
市とすると、市域全体を統括する責任がありますから、都市部中心なのかな?と思うような考え方や方針が、決して中山間地域を見放しているとは思っていません。
それよりも、中山間地域がそのおかげで自立を目指し、地域の色を出していけるという恩恵をもらっていると思います。
「静岡型の小中一貫教育」という言葉を、過去には批判したこともありましたが、いまとなればこれは地域の特性を活かした学校を目指す上で、小規模校が多い中山間地域のための言葉だと思えるようになりました。
とにかく、今後は地域と学校の結びつきがより深くなる、というのは間違いありません。
そういった意味では、会議の中で田辺市長がおっしゃった「地域と学校を結ぶ役割もある校長の任期が1校で2年は短すぎる、3年以上は必要では・・」という言葉が印象的かつ重要であると感じました。
地域にとっての学校がどれほどの価値があるか、なくなってから気づくということがないようにしたいと思います。
そのために、より一層地域の中の学校が、同じような環境の他地域やそこの学校との連携を深めていくことが大事だと思った、総合教育会議でした。
これらの地域は、現状で小学校と中学校が同じ敷地内にあります。
井川では今年度から小中一環教育が始まっています。小学校と中学校は別々の場所にあったので、元の中学校の施設を使うようになりました。
今月の14日に今年度3回目の静岡市総合教育会議が開かれまして、これまでは都合で傍聴できなかったのですが、今回初めて傍聴することができました。
感じたことは大きく一つ。
「自分たちの地域のことは、できる限り自分たちでやる。」
静岡市は、その多くは都市部の人口が多いので、やっぱりそっちよりになる・・というのではなく、都市部の地域でさえ、地域固有の色を出していかないといけないのでは、と感じました。
もはやこれからの静岡市内の公立学校は、「静岡市立」ではないとさえ感じます。
井川で言えば、「静岡市葵区井川地域立井川小中学校」なのだと。
でもやっぱり地域だけでは限界があります。そこを補うのが、近隣の地域です。
奇しくもきのうの部活の練習では、「その地域」の学校が集まりました。そこに集まった子どもたちを見ていると、私の目には不思議と別々の学校の生徒には見えませんでした。
市とすると、市域全体を統括する責任がありますから、都市部中心なのかな?と思うような考え方や方針が、決して中山間地域を見放しているとは思っていません。
それよりも、中山間地域がそのおかげで自立を目指し、地域の色を出していけるという恩恵をもらっていると思います。
「静岡型の小中一貫教育」という言葉を、過去には批判したこともありましたが、いまとなればこれは地域の特性を活かした学校を目指す上で、小規模校が多い中山間地域のための言葉だと思えるようになりました。
とにかく、今後は地域と学校の結びつきがより深くなる、というのは間違いありません。
そういった意味では、会議の中で田辺市長がおっしゃった「地域と学校を結ぶ役割もある校長の任期が1校で2年は短すぎる、3年以上は必要では・・」という言葉が印象的かつ重要であると感じました。
地域にとっての学校がどれほどの価値があるか、なくなってから気づくということがないようにしたいと思います。
そのために、より一層地域の中の学校が、同じような環境の他地域やそこの学校との連携を深めていくことが大事だと思った、総合教育会議でした。