2015年10月02日
デカけりゃいいってもんでもないが・・
シイタケって写真の上に映っているものがだいたい標準的なサイズで、これくらいの大きさで普通は収穫します。
簡単に言えば、ほっとけばデカくなるんですが、市場に販売する目的で生産している場合にはこれほど大きくしてしまうのは逆に損です。
自分たちで食べたり、客寄せ的に作ったりする場合だけですね。
ちなみに、乾ししいたけは相場もんです。
形や大きさ、厚みなどで価格が決まります。
肉厚で傘が7センチ以上(程度)あるものを香菇(こうこ)といいます。
これが最も高い値段がつきやすいですかね。
一般家庭や料理屋さんで使いやすい大きさのもの、だいたい5センチ程度の大きさのものも比較的高値で取引されます。
実は、東日本大震災での原発事故以降、例の風評被害が長く続き、シイタケ生産農家は大打撃を受けました。
ここにきてようやく相場も持ち直してきた感があります。
ただ、一旦生産をやめた農家も多く、意外と国内産シイタケは品薄状態にあります。
マツタケだけではなく、シイタケも高級キノコとなってしまうかもしれませんね・・。